カシミヤストール・カシミヤマフラーの魅力にフォーカスC.I.CCASHMERE ITEM COLLECTION

カシミヤコートを選ぶ時のポイントや値段相場は?

カシミヤコートの特徴とは

カシミヤコートを選ぶ時のポイントや値段相場は?

カシミヤコートを選ぶ時のポイントを紹介する前に、まずはカシミヤコートの特徴を知っておきましょう。
どんな特性を持っており、ウールなどの他の素材のコートとはどういった点で違いがあるのでしょうか?

保温性・保湿性に優れている

カシミヤは、外気を遮断して放熱を抑えるという特徴を持った繊維です。
暖かな空気を内側に溜め込むことができるからこそ、カシミヤコートは厚みがなくても着用することで暖かさをキープすることができます。

また、カシミヤの毛の表面にあるキューティクルは空気中の水分の吸収や放出を行い、湿度を一定に保つコントロールを行います。
そのため、カシミヤコートは保温性だけではなく保湿性にも優れているのです。

最高級の肌触りと光沢感

カシミヤは、1本1本の毛が非常に細くなっています。
カシミヤとして使われる毛はカシミヤ山羊の産毛のみとなるため、他の動物と比べても圧倒的な細さなのです。
そして細いだけではなく、非常にしなやかで柔らかな素材となっています。
細くて柔らかなカシミヤの毛を1本の糸に仕上げるために繊維を多く束ねているからこそ、肌への刺激のない心地良い肌触りが実現されます。

また、カシミヤ特有の光沢は、カシミヤ繊維のキューティクルによって生み出されています。
鱗状に覆われたキューティクルは、突起が少なくフラットだからこそ光を反射させて美しい光沢が表現されるのです。
そのため、カシミヤコートも上品な光沢を放ち、心地よい着用感を実現しています。

定期的な手入れが必要

カシミヤは非常に繊細な素材なので、カシミヤコートも定期的な手入れが必要になります。
もちろん自宅にて洗濯機で洗うことは出来ませんので、カシミヤの風合いを損ねないためには日頃の手入れとクリーニングが必要です。
動物の毛だからこそ、虫食いが発生しないようにしなくてはいけませんし、毛足が長い素材なので毛玉や毛並みにも気をつけなくてはいけません。
高級商品だからこそ、手入れをしながら丁寧に取り扱う必要があるのです。

カシミヤコートの相場価格とは

カシミヤコートを選ぶ時のポイントや値段相場は?

カシミヤコートの値段はブランドによって異なりますが、他の素材のコートに比べると高額になります。
しかも、カシミヤ100%になると高額になることは避けられません。
カシミヤコートの相場としては5~7万円ほどとなり、2・3万円では購入することは難しいでしょう。

また、相場よりも高額なカシミヤコートもたくさん存在しているので、有名ブランドのものであれば数十万円することもあります。
やはり値段が高いほど質が高いものは多くなるので、カシミヤコートを選ぶ際には価格面でも検討しながら購入しなくてはなりません。

カシミヤコートを選ぶ時のポイント

カシミヤコートを選ぶ時のポイントや値段相場は?

高級な商品であるカシミヤコートだからこそ、購入する際には慎重にポイントを押さえながら選びたいものです。
カシミヤコートを選ぶ際には、価格やデザイン以外にどういった部分に注目すればいいのでしょうか?

カシミヤの毛質

カシミヤと一口にいっても、全てのカシミヤ素材が同じ品質というわけではありません。
カシミヤ素材の中にもランクが存在しています。
毛が細く、長いほどカシミヤの中でのランクも高くなっているのです。
素人と一目で見てランクを判定することは難しいですが、質感や毛の長さなどは目で見て触って確認することができるので、カシミヤコートも毛質をまずは確認しましょう。

コートの重さ

カシミヤは非常に軽いという特性があり、一般的なコートよりも非常に軽いことがカシミヤコートの魅力でもあります。
しかし軽すぎる場合には、毛の量が少ないケースや、縫製が悪いというケースもあります。
そのため、軽さだけで選んでしまうことは危険です。
しっかりと毛質や毛の量、縫製なども確認した上で、軽いコートを選ぶことをおすすめします。

縫製の確認

いくら高品質なカシミヤを使用していても、縫製がしっかりしていなければ意味がありません。
縫製が悪ければ、せっかく購入したコートもすぐに型崩れを起こしてしまいます。
安価なコートになるほど安い工場にて縫製されている可能性があるので、いい加減な縫製がされていないか縫い合わせ部分を確認してみましょう。
目で見て分かりにくい場合には、縫い合わせ部分を軽く引っ張ってみて、びくともしなければしっかりと縫い合わされていると判断してください。

まとめ

カシミヤコートを選ぶ時のポイントや値段相場は?

カシミヤコートの相場価格や選び方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
1枚はいつか欲しいと考えるカシミヤコートですが、やはり値段を考えると気軽に購入できないものです。

カシミヤコートではなく、カシミヤマフラーであれば手頃かつコートの上から巻くことで高級感を出すことができます。
カシミヤコートはなかなか買えないという場合には、手頃で質の高い「マッティトッティ」のカシミヤストールを代用してみてはいかがでしょうか?

監修者

林 絵理子(スタイリスト)

2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)