カシミヤは毛が細く長いので、カシミヤセーターやカシミヤストールなど大切なカシミヤアイテムを洗濯するのは怖いと考える人も少なくありません。

クリーニングにしても自宅で洗うにしても、カシミヤは水洗いでいいのでしょうか？

カシミヤの正しい洗濯方法や、日常からできるカシミヤの手入れ方法を紹介していきます。

繊細な素材だからこそ、正しい手入れ方法で長期愛用できるようにしましょう。

１．カシミヤは水洗いできるのか？

カシミヤと言えば、雨に濡れたらすぐに拭かなくてはいけないという話を耳にすることも多いので、水に弱くて縮んでしまうのではないかと心配する人も多いと思います。

しかし、実際にはカシミヤは動物の毛なので水には強いのです。

もちろん雨に濡れたらそのまま濡れたままでは湿気として残ってカビや雑菌の原因になり兼ねませんし、毛質が悪くなってしまうかもしれませんので拭き取る必要があります。

しかし、洗濯に関しては水洗いが可能なのです。

むしろドライクリーニングでは、石油によってカシミヤ特有のツヤや肌触りが損なわれる可能性もあります。

そのため、水洗いが最も適しているのです。

２．正しいカシミヤの水洗い方法

それでは、どのようにカシミヤは水洗いすることがおすすめなのでしょうか。

水洗いできるといっても繊細な素材になるので、優しく短時間で洗い上げることがポイントになります。

洗剤は必ず中性洗剤を使用するようにしてください。

①：洗濯機を使用する場合

カシミヤアイテムはなるべく手洗いすることをおすすめしますが、洗濯機を使用したいという場合は他の洗濯物とは別で洗うようにしてください。

素材が痛むことや、色移りを防ぐためです。

カシミヤストールでフリンジのある場合などは絡まらないようにネットに入れて洗濯機へ入れます。

洗濯時間は短く、手洗いやソフトコースを選択し、脱水も短く１度のみ行うようにしてください。

②：手洗いする場合

手洗いをする場合は30℃くらいの水温に中性洗剤を入れてかき混ぜます。

優しく上から手で抑えるように水に馴染ませ、カシミヤアイテムを持ち上げて洗うようにします。

この時に力を入れてすすぎ洗いすると、繊維が傷むので注意が必要です。

その後、洗剤が残らないようにしっかりとすすぎます。

すすぎ終わった後は、タオルの間に挟んでカシミヤの水気を取ります。

３．日常から必要なカシミヤの手入れ方法

カシミヤアイテムは日頃から手入れをすることで、綺麗な状態を保ちながら長年愛用することができます。

どういった手入れが必要なのか見ていきましょう。

①：着用後はゴミを落とし、風を通す

着用後はそのまま保管するのではなく、埃やゴミなどを落とします。

目に見えない埃などが絡みついている場合もあるので、優しくはたくようにして落としてください。

そのあと、なるべく広げて風を通して湿気を除去します。

数時間風通しをしてから保管するようにしましょう。

②：ブラッシングで毛並みを整える

カシミヤの特徴といえば長い毛足とその毛質の良さです。

長い毛足だからこそ毛並みが揃っていないと綺麗に見えませんし、カシミヤらしいツヤが出なくなります。

洋服ブラシで時おり毛並みを整えるようにしましょう。

頻繁にブラッシングする必要はありませんが、ブラッシングすれば埃などを落とすこともできます。

ブラシは馬の毛やカシミヤの毛を使用したものを選ぶといいでしょう。

４．水洗いできるおすすめカシミヤアイテム

それでは、水洗いができるおすすめのカシミヤアイテムを紹介していきます。

手軽な価格で購入できるものばかりなので、カシミヤアイテムを探している人は、是非参考にしてみてください。

①：マッティトッティ

マッティトッティは、カシミヤストールやマフラーを販売している専門店です。
専門店だからこそ品質の良いカシミヤを100%使用したストールやマフラーをリーズナブルな価格で販売しています。
カラー展開も豊富なので、ベーッシクながらも季節に合ったカラーを見つけられるため男女ともに支持されています。

②：アルカディアルカ

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アルカディアルカは、カシミヤアイテムのニットやアパレル小物を販売しています。
カシミヤへのこだわりが強く、高品質なカシミヤを使用したアイテムとなっており、モンゴルの工場で生産することでコストを抑えて価格をリーズナブルにしています。
さまざまなカシミヤアイテムの取り扱いがあるので、全身でカシミヤアイテムを揃えたい人にもおすすめです。

５．カシミヤを丁寧に水洗いしよう

カシミヤは水洗いができる素材なので、自宅で優しく丁寧に洗うことができます。

もちろんクリーニングに出せば一層風合いなどをキープすることができるので、クリーニングする場合も水洗いでお願いしましょう。

また水洗いだけでなく、日々の手入れがカシミヤの状態を左右するので、日頃から手入れをして大切に取り扱ってください。