カシミヤストール・マフラーを選ぶときの基準【購入前に確認】
ストールやマフラーの中でもカシミヤ素材は最高級です。だからこそ1枚は手元に欲しいものです。
しかし、どんなカシミヤストールやマフラーを購入すればいいか分からないという人も多いでしょう。
そこで今回は、カシミヤストールやマフラーを選ぶときの基準を詳しく解説していきます。
これから購入する人も、すでに手元にある人も必見です。
1.カシミヤの基礎知識を理解して、カシミヤを選ぶ基準を知ろう!
選ぶときの基準を知る前に、まずはカシミヤの基礎知識を知っておきましょう。
そうすれば選ぶときの基準を理解することができます。
カシミヤはカシミヤ山羊から採取された毛を使用したものとなります。
ウールも山羊の毛ですが、ウールと違う点はカシミヤ山羊という種類に限定されていることです。
また、カシミヤ山羊の毛でも冬の寒い時期を過ごすために生えてくる産毛のみを使用します。
そのため非常に毛質が柔らかく、また保温性に優れています。
産毛だからこその光沢と肌触りがある反面、非常に繊細でデリケートな素材であるとも言えます。
2.カシミヤマフラーやストールを選ぶときの注意点
カシミヤ素材の基礎知識を理解した上で、カシミヤマフラーやストールを選ぶときの注意点をお教えします。
購入の際には以下のことを確認しながら購入を考えてみてください。
①:素材表記のタグ
カシミヤは高級素材なので、希少価値も高く、他の素材に比べると価格が高くなっています。
そのためカシミヤと言っても偽物も出回っています。
現在ではかなり取り締まりも厳しくなったので減りましたが、絶対に偽物ではないと知るには素材表記を見る必要があります。
日本では素材表記の規定があるので、カシミヤ100%と記載されていれば安心です。
また、カシミヤマフラーといってもウール混のものやシルク混のものなどもあるので注意が必要です。
②:光沢や毛質を見る
カシミヤ本来、カシミヤ特有の光沢があります。
人間の髪もキューティクルが痛んでいれば光沢がなくなりますが、カシミヤも同様でキューティクルによって光沢が出るので品質の良いカシミヤは光沢を見れば分かります。
また毛質でも品質を判断することができます。カシミヤは同じカシミヤでも品質によってランク付けされており、高い品質のものは毛が長く細いものとなっています。
カシミヤストールやマフラーを選ぶ際は、光沢や毛質を見て品質を判断しましょう。
③:重さを見てみる
カシミヤ素材の特徴は「軽さ」です。
マフラーやストールは重ければ肩や首が凝りますし、軽いものの方が良いと考える人が多いでしょう。
しかし軽さのみで選ぶことは危険でもあります。
軽いものは、軽くするために生地の打ち込みを少なくしていたり、カシミヤの分量を減らしていたりします。
すると傷みやすいですし、型崩れを起こしてしまうかも知れません。
そのため適度な軽さのものの方が、耐久性がありカシミヤ分量が多い可能性が高いのです。
④:程よい価格のストールを選ぶ
カシミヤ素材のアイテムは、非常に高価なものから低単価のものまで非常に幅広くなっています。
カシミヤ100%使用したストールであれば平均価格としては15,000円~20,000円くらいとなります。
単価の低いストールは、カシミヤのランクでも低いランクのものを使用している可能性が高くなっています。
そのため品質も劣るので、平均価格くらいのものを選べば耐久性やランクも程よいものが選べます。
3.失敗のないおすすめカシミヤストールの選び方
購入してから失敗したと感じるには安い買い物ではないカシミヤストール、失敗しないためにはどのようなカシミヤストールを選べばいいのでしょうか?
上記のカシミヤストールを選ぶ際の注意点以外にも、失敗したと後から後悔しないためにはデザインや選ぶカラーもポイントとなります。
ベーシックなデザインであれば飽きも来ずに長く使用できます。
また無地のものとカシミヤマフラーの定番であるチェック柄の2枚あれば、コーディネートの幅が広がります。
「カシミヤストール専門店マッティトッティ」であれば、内モンゴルの品質の良いカシミヤを100%使用したストールを取り扱っています。
価格も良心的なだけでなく、カラーバリエーションも豊富なので探しているカラーを見つけることができます。
4.カシミヤストール・マフラーの選ぶ基準をしっかり理解しよう!
カシミヤマフラーを選ぶ基準は、目で見れば分かることでカシミヤのランクまでは知ることができません。
自分の好きな肌触りや、自分好みのカラーやデザインを選ぶ事が何より大切です。
好みのカシミヤストールやマフラーを選べば、長く愛用できることでしょう。
監修者
林 絵理子(スタイリスト)
2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)