手軽に買えて手軽に手入れできるカシミヤストールってあるの?!
カシミヤストールといえば、高品質だけれど高級品で手入れが難しいと考えていませんか?
確かにカシミヤストールは、何万円もする商品が多いですし、繊細な素材なので手入れが必用です。
しかし、カシミヤストールでも手軽に購入できる価格のものもありますし、簡単に手入れをすることができるものもあります。
手軽にできるカシミヤストールの手入れ方法や、手軽に購入できるカシミヤストールを紹介していきます。
1.なぜカシミヤストールは高級品なのか?
そもそもなぜカシミヤストールは、他の素材のストールよりも価格が高いのでしょうか?
肌触りが良く、防寒性にも優れているという品質の高さが値段に比例しているということもありますが、そもそもは素材自体の希少性が高いため高級品となっているのです。
カシミヤは、カシミヤ山羊というモンゴルや中国の山岳部に生息する山羊の産毛を採取したものになります。
カシミヤ山羊の産毛は、一年中いつでも生えてくるわけではありません。
寒い冬を過ごすために生えてくる産毛なので、冬にしか収穫することができません。
しかも、1頭当たり80~150gくらいしか採ることができません。
そのため希少価値が高い素材となり、値段が高くなるのです。
2.カシミヤストールの手軽な手入れ方法
カシミヤストールは、繊細な素材なため手入れが必用です。
この手入れが面倒だと考える人も多く、他の素材のように洗うことができないからクリーニング代がかかると懸念されがちなのです。
しかし、実は手軽に手入れすることができ、手入れをすれば長年使用できるストールです。
①:実は自宅で洗える?!
カシミヤストールはクリーニングに出さなければいけないというイメージが強いかもしれませんが、洗えるカシミヤストールもあります。
もちろんカシミヤストール毎の素材表記の確認が必用ですが、手洗いで洗って手入れすることができるのです。
ぬるま湯でさっと手短に優しく洗い、タオルで挟んで水気を吸って乾かすだけです。
毛足が長い素材なので、毛並みが揃うように優しくタオルで水気を取りましょう。
②:毎日の簡単な手入れで長持ちさせられる
カシミヤストールは、使い終わった後に少し手入れをするだけで長年綺麗な状態で愛用することができます。
使い終わった後は、すぐに畳んでしまうのではなく湿気を飛ばすようにハンガーなどで軽く干してから畳みましょう。
この時に、埃やゴミなども払い落としておくと虫食いなどを予防することができます。
雨が降って濡れてしまった時は、濡れた部分をタオルで優しく拭き取って、干しておけば綺麗な状態に戻ります。
③:シーズンオフになる前の手入れ
冬が終わってカシミヤストールを使わなくなって違う場所に保管する場合には、綺麗に洗ってしっかりと乾かしてから保管しましょう。
この時に、小さく畳みすぎると織りジワができてしまうので、なるべく大きく広げておきましょう。
また、保管するボックスや棚には防虫剤や除湿剤を入れて、虫食いや湿気によるカビを防ぐようにしましょう。
そうすれば、またシーズンが来た時にも綺麗な状態で使用することができます。
3.手軽に買える?!カシミヤストール
カシミヤストールが意外と手軽に手入れできることが分かりましたが、手軽に購入できるカシミヤストールはなかなか見つからないと思っていませんか?
実は、1万円~2万円台で購入できる手頃なカシミヤストールもあります。
これからカシミヤストールを購入しようと思っている人は、是非参考にしてください。
①:マッティトッティ
カシミヤストール専門店のマッティトッティは、高品質なカシミヤストールを1万円台で購入することができます。
内モンゴルの高級カシミヤが100%使用されており、空気を含むほど柔らかくなっていきます。
そのため、使用するほど心地良く柔らかくなっていくのです。
無地だけでなくチェック柄もそれぞれ20色ずつ展開しているので、自分の好みに合うカラーや柄を選べるのが嬉しいポイントです。
②:ユニクロ
ユニクロのカシミヤストールは毎年完売するカラーが続出するほど人気です。
1万円以下で購入することができるので、普段使いにも気兼ねなく使えます。
多くの人が購入するため、デザインで分かってしまう部分はありますが、通勤や通学などで手軽に使いたいという人におすすめです。
③:macocca
ストールや傘を取り扱っているmacoccaでは、1万円台でカシミヤストールが購入することができるだけでなく、洗えるカシミヤストールも販売されています。
生カシミヤストールや先染めカシミヤストールなど、カジュアルダウンしたカシミヤストールのデザインも楽しむことができます。
4.手軽なカシミヤストールを手に入れよう!
カシミヤストールは、高級なものばかりではなく手軽に購入できるものもあります。
紹介した手入れ方法さえ頭に入れておけば、長く使うことができるので、これまでカシミヤストールを何となく買いにくいと考えていた人は是非この機会にカシミヤストールを購入してみてください。
監修者
林 絵理子(スタイリスト)
2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)