カシミヤが濡れたらどうすればいいの?【カシミヤの正しい手入れ法】
カシミヤと言えば、他の素材よりも高級品となるのでしっかりと手入れをして長く愛用したいですよね?
もし大切なカシミヤが急な雨などで濡れてしまった場合、どうしますか?
そのまま放っておいたり、軽く拭くだけで手入れを終えていませんか?
カシミヤを長く愛用するには、濡れた時の正しい手入れを知っておく必要があります。
1.カシミヤは繊細?手入れは必要?
カシミヤ素材は、カシミヤ山羊の産毛のみを使用している素材を指します。
ただの毛ではなく、産毛になるので細くて繊細な毛となります。
その産毛でできている素材なので毛が細くて、とても柔らかくなっているのです。
だからこそカシミヤは他の素材よりも繊細かつ、希少な素材と言われているのです。
カシミヤは毛も長く細いため、手入れをしなければカシミヤ独特の光沢や毛質の良さは無くなってしまいます。
しかも動物の毛なので、そのまま放置しておけばカビにもなりますし、虫食いもあり得ます。
だからこそ手入れが必要なのです。
2.水に濡れた時の手入れ法
カシミヤが水に濡れてしまった場合、手入れをしなくてはいけないことが分かりましたが、どのように手入れをしたらいいのでしょうか?
カシミヤを長く愛用するために必要な、濡れた時の対策をお教えします。
①:乾いたタオルで拭く
カシミヤが濡れてしまった時には、まずは乾いたタオルやハンカチなどですぐに拭くことが大切です。
濡れたままにしておくと、水染みになることもありますし、その部分だけ毛の流れが変になることもあります。
タオルやハンカチでぽんぽんと優しく拭き取ることがポイントです。
繊細な素材ですので、ゴシゴシと擦らないようにしましょう。
②:風通しの良い場所で広げて干す
タオルである程度水気を拭いた後は、風通しの良い場所で干します。
湿気を含んだまま小さく畳んで置いておくと、カビや素材の痛みに繋がってしまいます。
しっかりと湿気や水気が乾くようにハンガーなどに掛けて広げて干すようにしましょう。
この際に、毛並みも整えてあげると綺麗な状態をキープすることができます。
③:事前に防水スプレーを掛けておく
水に濡れる心配をする前に、予防策として衣類用防水スプレーを掛けておくことも対策になります。
防水スプレーを定期的に掛けておくと、濡れることの心配だけでなく、油汚れなどの汚れへの心配も減らすことができるのです。
スプレーを掛けて乾かすだけなので、とても簡単な対策なのでおすすめです。
3.普段使いしやすいおすすめカシミヤマフラー
雨に濡れてしまったり、飲み物や水滴などの濡れてしまう心配があるけれど、カシミヤマフラーを頻繁に愛用したいという人にために、普段使いしやすいカシミヤマフラーを紹介します。
低価格で何枚か購入できるようなブランドなので、通勤や通学などで毎日必要な人におすすめです。
①:男女問わず人気の高いカシミヤストール専門ブランド「マッティトッティ」
大人の男性にも女性にも性別問わず人気のあるカシミヤストールブランドと言えば、マッティトッティです。
カシミヤ100%のマフラーやストールが低価格で購入することができ、素材も高品質なので上品さのあるデザインになります。
カラー展開も豊富なので、探しているカラーを見つけられるでしょう。
②:デイリー使いブランドと言えば「ユニクロ」
手頃で誰もが購入しやすいブランドの代名詞とも言えるユニクロからも、カシミヤマフラーは販売されています。
冬限定にはなりますが、定番のベーシックカラーと毎年違うカラーも展開があるので、ファンも多いようです。
③:ベーッシクからデザインものまで揃う「バイヤー」
手頃な価格のカシミヤマフラーを幅広く展開するブランドで、ベーッシクなデザインから柄物まで揃います。
定番のチェック柄だけでなく、リバーシブルや大判などこだわりあるアイテムを見つけたい人におすすめです。
4.カシミヤ製品が濡れても焦らない
カシミヤは濡れたらすぐに手入れをして、乾かしておくことが大切です。
面倒だと思っても、やはり質のアイテムなので長く愛用できるように手入れをしましょう。
毎回手入れは面倒だけれどカシミヤマフラーを身に付けたいという人には、低価格のカシミヤマフラーがおすすめです。
カシミヤマフラーといえば、高いというイメージがありますが、最近ではお手頃なものも増えているのでチェックしてみてください。
監修者
林 絵理子(スタイリスト)
2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)