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カシミヤマフラーはブラシで手入れした方が良い?【手入用ブラシについて】

カシミヤマフラーは手入れブラシでブラッシングすれば綺麗に長持ちさせられるという話を聞いたことありませんか?

本当に手入れブラシは必要なのでしょうか?

高価なカシミヤマフラーだからこそ長く愛用できるよう手入れしたいものです。

手入れブラシでどのように手入れすれば良いのか、どんなブラシが良いのか解説していきます。

カシミヤ素材の性質を知る

カシミヤマフラーはブラシで手入れした方が良い?【手入用ブラシについて】
まずは手入れをする前に、カシミヤ素材の性質について知っていきましょう。

性質をすればどういった手入れ方法が良いのか分かります。

カシミヤはカシミヤ山羊の産毛から作られています。

つまり、産毛なのでウールなどに比べるととても柔らかく細く繊細です。

そのためカシミヤは1本の糸を仕上げるために多くの繊維を束ねなければならず、とてもデリケートな素材となります。

またカシミヤ独特の艶は、繊維の表面には突起の少ないキューティクルによって生み出されています。

合わせてカシミヤ自体に含まれる油脂がカシミヤの風合いを出してくれます。

カシミヤマフラーの正しい手入れ法

カシミヤマフラーはブラシで手入れした方が良い?【手入用ブラシについて】
カシミヤ素材は細く柔らかく、デリケートな素材なので手入れは慎重に丁寧に行わなくてはいけません。

正しい手入れ方法をお教えします。

そうすれば大切なカシミヤマフラーを何年も綺麗な状態で愛用することができるようになります。

①:日常の手入れ法

カシミヤマフラーの手入れは着用の度に日々行うことが大切です。

もちろん毎日のように着用すれば傷みも早いので、他のマフラーと交代しながら使用するようにしましょう。

それでは、着用の後にするべき簡単な手入れを紹介します。

1.着用後はまずは汚れを落とします。食べ物カスが付いていないか、チリや埃を落とすように軽くはたきましょう。
雨などで濡れた場合は最初に水気を優しく拭き取ります。

2.カシミヤブラシでブラッシングをします。
あくまでも優しく、擦り過ぎないようしてください。

3.ハンガーなどに広げて掛けて、風通しの良い場所において湿気を飛ばします。
1日ほど掛けておけば湿気は飛ぶので、その後クローゼットに戻しましょう。

②:手入用ブラシでのブラッシング方法

カシミヤマフラーを手入れブラシする時の方法は、ただ単純に生地をブラシすれば良いだけではありません。

ブラッシングを行う際は、ブラシの側面を生地に当ててから、手首を回して生地の表面を払うようにしてブラッシングをします。

この際にブラシは一定方向のみに動かします。

最後に一定方向に大きくブラシを動かして、キメを整えます。

ブラッシングをすることで、キューティクルを整えて艶を保てるだけでなく、汚れなどが付きにくくなります。

③:ブラッシングの際の注意

カシミヤマフラーを手入れブラシでブラッシングする際の注意点がいくつかあります。

デリケートな素材だからこそ注意が必要です。

・強く擦らない
・フリンジ部分にはブラシをしない
・濡れた状態でブラシをしない
・合成素材のブラシを使用しない

これらのことに注意をしながらブラッシングを行いましょう。

おすすめの手入れ用ブラシ

カシミヤマフラーはブラシで手入れした方が良い?【手入用ブラシについて】
カシミヤマフラーの手入れ用ブラシには天然獣毛、中でも馬の毛をおすすめします。

毛足が長く、キメの細かいブラシが理想的です。

おすすめの手入れ用ブラシをご紹介します。

①:馬毛洋服ブラシ スーツブラシ 洋服 ブラシ カシミヤ用 馬毛ブラシ 天然馬毛 木製長柄 靴 洋服 バッグ 革 製品にも ほこり 花粉 汚れ 除去

良質な天然馬の毛を使用したブラシなので、ブラシ自体が柔らかく、優しく生地を手入れすることが可能です。

カシミヤなど細く柔らかなマフラーも傷めることがありません。

馬の毛の中でも白馬毛という弾力性のある毛を使用しており、静電気除去繊維を混毛させているので静電気も抑えてくれます。

②:【Amazon.co.jp限定】 静電気 を抑える 木製 天然毛 馬毛 洋服ブラシ 30cm ヒモ付き ( スーツ の 花粉 ほこり 対策などに)

天然の馬毛を100%使用したブラシで、生地を傷めずに汚れや埃をしっかり払い落してくれます。

全長30cmなので使い勝手の良いサイズとなります。

毛並みを整えながら、静電気を抑えて埃をつきにくくしてくれます。

③:Himart 洋服ブラシ 馬毛 天然木 静電除去 着物お手入れブラシ ホコリ取り 靴ブラシ スーツブラシ 清掃用 (一つセット)

馬毛を100%使用した高品質なブラシで、楽に頑固な埃を落としてくれます。

これまで埃や汚れが落ちにくいと悩んでいた人におすすめです。

材質は天然木となっており、持ち手が手に馴染みやすく、使うほど味が出てきます。

マフラーだけでなく、洋服や皮製品の手入れにも役立ちます。

④:KENT 静電除去服ブラシ ミディアムサイズ KNC-3422

1777年創業された英国王室御用達のブラシメーカー「G.B.ケント社」の高級ブラシです。

天然の白馬毛と、ハイテクノロジー素材である静電気除去繊維を混毛しています。

カシミヤの柔らかさや高級な風合いを維持しながら手入れが可能となります。

⑤:MARUEI SWAN (マルエースワン) 洋服ブラシ カシミヤシルク用 楓・白豚毛100% J-055

カシミヤやシルク用のブラシです。

カシミヤの細くデリケートな毛先が切れたり、生地が傷つかないよう柔らかい毛先が出るような植え方になっています。

白豚毛を使用しており、コシがあるものの毛先がとても柔らかくなっています。

カシミヤマフラーの手入れはブラシでしっかり行おう!


カシミヤマフラーは手入れ用ブラシでブラッシングを行えば、カシミヤ本来の風合いを保つことができます。

決して難しい手入れではないので、是非ブラシで大切なカシミヤマフラーを手入れするようにしてください。

マフラーだけでなく、ニットやストールも同じように手入れが可能です。

監修者

林 絵理子(スタイリスト)

2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)