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カシミヤマフラーはアイロンできる?【アイロン方法公開】

カシミヤマフラーといえば、高級で品質の良いマフラーなので長年愛用出来るものとなります。

そんなカシミヤ素材だからこそ大切に取り扱いものです。

毎日の使用でシワになってしまったり、洗ってみたらシワが気になった場合アイロンをしても大丈夫なのか悩んでいませんか?

カシミヤマフラーを間違った方法でアイロンがけすれば、大切なカシミヤマフラーが傷んでしまうかもしれません。

そこで、今回はカシミヤマフラーのアイロンがけについて詳しく解説していきたいと思います。

1.カシミヤマフラーはアイロンをかけても大丈夫?


カシミヤマフラーと言えば、他のマフラーに比べると取り扱いが難しいという印象があるかもしれません。

それは、カシミヤの素材が繊細なためです。そのため表記などを見ると洗濯不可であるものもあります。

しかし、実際には優しい手洗いであれば問題ないものもあり、アイロンがけも可能なのです。

ただし、カシミヤマフラーを高音でアイロンがけするのはNGです。

低温のアイロンで注意しながら使用するか、スチームアイロンであればカシミヤのシワを伸ばすことが出来ます。

では早速具体的にどのようにカシミヤマフラーをアイロンがけするのか見ていきましょう。

2.カシミヤマフラーの正しいアイロン方法


それでは、どのようにすればカシミヤを傷つけずにアイロンすることが出来るのでしょうか。

カシミヤ独特の質感や光沢感を損なわないように、手入れは正しい方法を行う必要性があります。

正しいカシミヤマフラーのアイロン方法を紹介します。

①:正しいアイロン方法

まず、カシミヤマフラーのシワを伸ばすだけであればアイロンのスチームを軽く吹きかけるだけでも対応できる場合があります。

シワが気になっている部分にあて布を乗せ、アイロンのスチームを当てて自然乾燥させます。

たったこれだけの簡単な作業で、カシミヤマフラーは綺麗な状態に戻ります。

シワになっている部分の繊維は倒れてしまっているので、熱と湿気によって繊維を起こすことが出来ます。

一方、低温アイロンの場合は非常に優しく作業を行う必要があります。

あて布を乗せて、カシミヤマフラーにアイロンを押し付けないように優しく行います。

直接アイロンをしたり、何度も擦るとカシミヤの繊維が潰れてしまい、独特の光沢感なども無くなってしまいます。

②:アイロンの際の注意点

スチームアイロンを当てる際の注意点としては、スチームを強く当てすぎないことです。

スチームを強く当てることで、繊維が更に倒れてしまう可能性があります。

また、低温アイロンの場合は強く押し付けないようにしなければいけません。

どちらのアイロンを使用する場合も、左右に動かすのではなく、一方方向に数回だけ滑らすようにアイロンを当てることがポイントです。

3.アイロンを使用しない普段の手入れ方法


アイロンを使用出来、洗濯も可能ではありますが、やはり洗濯やアイロンの回数を減らした方がカシミヤマフラーは長持ちします。

そこで、アイロンを使用しなくても出来るシワ伸ばしの手入れ法を紹介します。

①:普段から使用後に手入れをする

大切なことは普段からの手入れです。

カシミヤマフラーを使用した後は、埃やゴミを取り除いて通気性の良い場所で少し干してから厚手のハンガーなどに綺麗に掛けるようにしましょう。

必ず光の当たらない場所で保管するようにし、湿気などにも注意するようにしましょう。

②:シワが出来たら吊るしておく

シワが出来たからといって、すぐにアイロンを当てるのではなく、まずは以下の方法を試してみてください。

突っ張り棒や物干し台など、厚みのあるものの上に広げて吊るします。

そうすると時間が経てば自然とシワがとれてくる場合も多いのです。

この方法でもシワが取れない場合や、時間がない場合のみアイロンを使用するようにしましょう。

③:カシミヤマフラーを畳んで保管する場合も大きめに

掛けて保管する方が良いのですが、畳んで保管しなくてはいけない場合は、小さく畳むのではなく、大きめに畳んでなるべく畳ジワが出来ないようにしましょう。

また、上に重いものを乗せないようにします。

もし長期間保管する場合であれば、除湿剤などを一緒に入れるようにすれば湿気を予防することが出来ます。

カシミヤマフラーを正しくアイロンしよう!

カシミヤマフラーを愛用している方も、これから購入しようと考えている方も是非これを参考に手入れしてみてください。

そうすれば常に綺麗な状態のカシミヤマフラーを着用することが出来、カシミヤマフラー自体も長く愛用することが可能となります。

上質な素材だからこそ適当に扱うのではなく、丁寧に大切に扱うようにしましょう。

普段から手入れに気を付けていれば、良い状態を維持出来ます。

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監修者

林 絵理子(スタイリスト)

2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)