ストールとマフラーの違いとは？特徴やアレンジ方法を比較
ストールとマフラーは何が違うの？
ストールとマフラーは、首に巻くためのファッションアイテムですが似たようなデザインなので違いが分からないという人も多いでしょう。
それぞれどういったアイテムであり、どのような違いがあるのか見ていきましょう。
マフラーとは
形状：幅の狭い長方形
サイズ：幅30~50㎝前後、長さ150~180㎝前後
素材：ウール、カシミヤ、ニット、ファーなど
マフラーは、主に冬に使用する防寒用襟巻です。
防寒目的で使用されることが多いため、ニットやウールといった厚手の生地になっています。
そして、コンパクトで使いやすいサイズ感となり、拡げると長い長方形になっていることが特徴です。
コンパクトだからこそ着用した時にもスッキリとした印象になりますし、持ち運びにも便利なサイズなので通学や通勤にも便利です。
ストールとは
形状：幅が広い長方形
サイズ：幅60~100㎝前後、長さ180~200㎝前後
素材：カシミヤ、ウール、麻、シルク、綿など
ストールは使用される素材の種類が豊富であり、素材によって厚みや使用する季節が異なります。
綿や麻、シルクといった素材であれば薄手の透け感があるような生地になるので、春・夏の時期に用いられます。
一方で、カシミヤやウールといった防寒性のある素材の場合には、秋・冬に用いられます。
サイズは幅と長さ共に広くなっているので、アレンジに応用が利きます。
また、素材や柄によって雰囲気が変わることからカジュアルなシーンからフォーマルまで幅広いシチュエーションで使えるという特徴があります。
マフラーとストールのアレンジによる違いを比較
マフラーとストールの違いは、サイズと素材や使用季節になります。
マフラーは冬に使用されるので用いられる素材も限られていますが、ストールの場合は幅広い季節に使用されることからデザインや素材の種類が豊富です。
それでは、マフラーとストールを巻いた際には、どのような違いがみられるのでしょうか？
アレンジによる違いを比較してみましょう。
マフラーのアレンジ方法
まずは、マフラーのアレンジした時の雰囲気や、アレンジのバリエーションから見ていきましょう。
マフラーは長さも幅も短いので、どちらかというとアレンジのバリエーションは少なめです。
そのため、定番的な巻き方をすることの方が多いですが、コーディネートのトタルバランスはコンパクトに見せられます。
こちらは最も定番の一周ぐるっと巻いたアレンジです。
長さが短いので、裾も長くならずにスッキリと綺麗な印象になります。
裾にフリンジがあるタイプはフリンジがアクセントになり、フリンジがなければよりスッキリと見せられるでしょう。
定番のぐるっと一周する巻き方に、長さがある場合には更に半周巻いて片方の裾を後ろに流します。
長さの短いマフラーの場合は、ぐるっと一周させずに最初から半周巻きで裾を後ろに持っていきます。
両裾のマフラーが見えるとコーディネート的にごちゃごちゃしてしまうという時に使えるアレンジです。
マフラーを2つに折ってから輪っか部分に裾を通す定番のアレンジです。
マフラーアレンジの中では一番コンパクトに見せられるアレンジではないでしょうか？
マフラーの厚みも出るので防寒性も高まりますし、首周りのボリュームも多少は出せます。
マフラー自体をコンパクトかつボリューミーに見せたい時におすすめのアレンジ方法です。
ストールのアレンジ方法
マフラーに比べるとサイズ感自体が大きいので、アレンジ方法はさまざまあります。
マフラーでするアレンジ方法をそのまま生かすこともできますし、更に自由にアレンジを加えられる楽しみもあります。
一周ぐるっと巻いたアレンジを見て分かるように、マフラーより裾の長さもありますし、ボリューム自体も出ます。
そのため、コーディネートの中でも目立つようになり、ストールをアクセントにすることができます。
また、裾が長く残せることから風が吹いたりしてもマフラーのように裾が頻繁に後ろに流れてしまうようなこともありません。
ミラノ巻きと呼ばれるアレンジ方法は、ストールアレンジの中でも人気があります。
長さがあるからこそできるアレンジであり、首元にボリュームを出しつつスタイリッシュに見せることができます。
身長が低いという人でもミラノ巻きにすればコンパクトにまとまるのでバランスが取りやすくなりますし、何よりも小顔効果があることが嬉しいアレンジ方法と言えるでしょう。
マフラーであれば長さやボリュームが足りないので、ストールだからこそ楽しめるアレンジと言えます。
長さと幅があるストールだからこそ、首に巻くだけではなくショールのように羽織るというアレンジも可能です。
ちょっと肌寒くなってきたという季節であれば、コートやジャケットなどのアウター代わりにストールを使うことができます。
春夏の時期でも薄手素材のストールであればクーラー対策にも使えるので、オールシーズンで使い勝手が良いと言えます。
まとめ
ストールとマフラーの違いを比較してきましたが、違いについて理解できたでしょうか？
自分にとってどちらの方が使いやすいのか考えた上で、ストールなのかマフラーなのか選ぶと良いでしょう。
マッティトッティであればカシミヤ素材のストールもマフラーもどちらの取り扱いもあるので選ぶことが出来ます。
ストールかマフラーか悩んでいるという人は、是非マッティトッティで見比べてみてください。
監修者
林 絵理子（スタイリスト）
2009年5月～Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月～拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始（大阪に関してはseed所属）
2015年4月～Styling Office seedより独立
2017年11月～brickを設立
2022年11月～brick stock room増床
(同ビル602)
