カシミヤストール・カシミヤマフラーの魅力にフォーカスC.I.CCASHMERE ITEM COLLECTION

カシミヤにはデメリットもある?!メリットとデメリットを比較してみた

カシミヤ製品のメリット

カシミヤにはデメリットもある?!メリットとデメリットを比較してみた

カシミヤは、カシミヤ山羊という種類の山羊の産毛を織って製品にしたものを指します。
希少性が高く、非常にデリケートとされるカシミヤの繊維ですが、どのような長所を持ち合わせているのでしょうか?
まずはカシミヤ製品のメリットから見ていきましょう。

優しく心地良い肌触り

カシミヤは、非常に細くて柔らかい繊維となっています。
他の動物の毛と比べても繊維が非常に細いため、ふんわりと柔らかい風合いを出すことができるのです。
ウールであればチクチクとした肌への刺激がありますが、カシミヤの場合は皮膚への刺激がないので安心して身につけられます。
柔らかさだけではなく滑らかさもあるので、心地よい着用感を得られるのです。

防寒性に優れている

カシミヤは非常に防寒性に優れていることでも知られる繊維です。
防寒性を高めるために必要なことは、熱伝導を防いで熱を逃さないようにすることです。
カシミヤの場合、熱伝導率の低い空気を多く取り込むことができるので、暖かい空気を外に逃さずに内に閉じ込めることができます。
そのため、薄くて軽い製品であっても、とても暖かく着用できるのです。

高級感を出すことができる

カシミヤの毛の表面は、突起状の少ないスケールがうろこ状になっています。
突起が少ないからこそ表面がフラットな状態になり、光を真っすぐに反射することで光沢を生み出すことが出来るのです。
そのため、化学繊維によって生み出される光沢とは異なるナチュラルでカシミヤならではの光沢を出せるのです。
この光沢が、上品で高級感のあるカシミヤ製品としての価値を高めてくれます。

カシミヤ製品のデメリット

カシミヤにはデメリットもある?!メリットとデメリットを比較してみた

カシミヤ製品のメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットばかりがあるわけではありません。
高品質な繊維ながらも繊細が故のデメリットも持ち合わせています。
カシミヤ製品にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?

手入れが必要

カシミヤは高品質で肌触りの良い素材ですが、その分非常にデリケートな繊維になっています。
長く使用していけばピリングと呼ばれる毛玉が発生しますし、水には弱いので濡れればすぐに拭かなくてはなりません。
カシミヤの質感や風合いを維持するには、日頃から手入れをしっかりとする必要があるのです。
着用したカシミヤ製品はゴミやホコリを落とし、定期的にブラシをして毛並みを整えます。
ゴシゴシ洗うことや、濡れたまま放置すると毛並みが悪くなる原因になるので注意しましょう。

値段が高い

他の素材に比べても、カシミヤ製品は数倍の金額になってしまうことが大半です。
ウールのストールであれば数千円~高額であっても2万円台くらいで購入することができます。
しかし、カシミヤストールの場合は低価格のものでも1万円以上はするものです。
もしかなり低価格のカシミヤストールがあれば、カシミヤ以外の繊維が混ざっている可能性や、質の悪いカシミヤで作られている可能性があります。
カシミヤは秋冬にかけてのみ生えるカシミヤ山羊の産毛のみが用いられるため、収穫時期が短いだけではなく1頭から採取できる量が少なくなっています。
そのため、希少価値の高さから価格も高額になってしまうのです。

デメリットをカバーできるおすすめカシミヤストール

カシミヤにはデメリットもある?!メリットとデメリットを比較してみた

カシミヤ製品は高額なのに手入れをしなくてはいけないことから気軽に使えないことがデメリットになってしまいます。
しかも、ストールであれば首周りに頻繁に巻くアイテムだからこそ手軽に使用できるようなものが良いと考えるものです。
そこで、手軽に購入しやすい価格だからこそ通勤や通学にも気軽に使えるというおすすめのカシミヤストールを紹介します。

マッティトッティ

https://www.rakuten.ne.jp/gold/mattitotti/

マッティトッティは、最高品質とされる内モンゴル産のホワイトカシミヤを用いたカシミヤストールやマフラーを専門に販売しているショップです。
ネットショップだからこその低価格を実現しており、質の良いカシミヤストールを手軽な価格で購入できます。
しかも色や柄が豊富に揃うので、色違いで購入してバリエーションを増やしていくようなリピーターも多数います。
自分好みのカシミヤストールを手軽に身につけたいという人におすすめです。

ユニクロ

https://www.uniqlo.com/jp/

ユニクロでは毎年冬になるとカシミヤストールが販売され、ユニクロだからこその日常使いに便利な価格とデザインのストールが展開されています。
低価格だからこそ通勤や通学には便利ですし、気軽にいつでも着用することができます。
もちろん大衆ブランドなので特別感はありませんが、だからこそどんな洋服にでも合わせやすいというメリットもあります。
とにかく低価格のカシミヤストールでも品質は保証があるものがいいという人におすすめです。

まとめ

カシミヤにはデメリットもある?!メリットとデメリットを比較してみた

カシミヤ製品はメリットも多いものの、やはり金額や手入れに関するデメリットが気になる人も多いものです。
しかし、きちんと日頃から簡単な手入れをすれば長い期間カシミヤの風合いをキープすることができます。
首周りの汚れが付いてしまうカシミヤストールは、低価格なものを購入してローテションで使用すればより良い状態でカシミヤストールを長期間愛用できるのでおすすめです。

監修者

林 絵理子(スタイリスト)

2009年5月~Styling Office seed 小谷 晃司氏 師事
2011年11月~拠点を東京にも設けフリーランスで活動開始(大阪に関してはseed所属)
2015年4月~Styling Office seedより独立
2017年11月~brickを設立
2022年11月~brick stock room増床
(同ビル602)